聖書教室
1.旧約聖書
この世ができてからイエス・キリスト以前の話>
・創世記 旧約聖書の最初の書。世界の起源と太古の人類史、および、
選ばれたイスラエルの民がエジプトへ行く前の物語が収め
られている。天地創造、エデンの園、ノアの洪水などは、
ここに登場する。
・出エジプト記 エジプトでのイスラエルの民の苦難と、モーセに導かれエ
ジプトを出てカナンの地を目指す道中の出来事が記されて
いる。モーセの十戒もここで示される。
・申命記 約束の地カナンに入る直前に、モーセが最後に行った説教。
・ヨブ記 神によって課される数々の過酷な試練に耐えたヨブの物語。
・詩篇 宗教歌集。
・箴言 次項の「伝道の書」とともにソロモンが書いたとされる箴
言(格言)・教訓集。
・伝道者の書 旧約聖書では「箴言」と「ヨブ記」とともに知恵文学と呼
ばれる。運命などについての深い洞察を記している。
・雅歌 男女間の愛を歌った歌集。
・イザヤ書 預言の書。預言者イザヤの言葉や伝記も含む。
・エレミヤ書 預言者エレミヤの言葉を収録。
2.新約聖書
<イエス・キリスト生誕からの話>
・マタイの福音書 イエスの生誕・幼児の物語、イエスの活動、イエ
スの訓話を記述している。イエス・キリストが旧
約聖書で預言されていた救い主であり、真の王で
ある事を強調している書。
・マルコの福音書 同じくイエスの活動、受難を記述している。「し
もべ」としてのキリストを描いている。
・ルカの福音書 イエスの歴史を記述している。人間としてのキリ
ストの姿に焦点をあてている。
・ヨハネの福音書 マタイ、マルコ、ルカの三福音書とは異なった独
自の思想を展開したキリスト論が記されている。
イエスの裁判、死、復活について書かれている。
・使徒の働き 復活後のイエスに導かれて、イエスの教えがエル
サレムからローマへ拡大している様を記述してい
る。「弟子達の伝道記録」「初代教会の歴史」と
呼ばれる。
・ローマ人への手紙 パウロがローマ教会にあてて書いた手紙。パウロ
が考える福音の核心に触れている。
・コリント人への手紙、ガラテヤ人への手紙
パウロがそれぞれの教会にあてて書いた手紙。
クリスチャンの生き方などが凝縮されている。
・エペソ人への手紙、ピリピへの手紙、コロサイ人への手紙
著者パウロがローマでの2年間の軟禁生活の時に
書かれたものと言われ、「獄中書簡」と呼ばれる。
・テサロニケ人への第一の手紙、第二の手紙
位置としてはパウロの手紙の終わりのほうに置かれ
ている。聖書の手紙の配列は主題に沿ってなされて
いる。
・テモテへの手紙第一、第二、テトスの手紙
パウロの後継者としてエペソ教会とクレテ教会の牧
会をしていた2人を助けるために、パウロが書いた
手紙。「牧会書簡」と呼ばれる。
・へブル人への手紙 作者不明の説教集。
・ヤコブの手紙 ヤコブの手紙、ペテロの手紙(第一・第二)、ヨハ
ネの手紙(第一・第二・第三)、ユダの手紙、以上
の7巻は「公同書簡」と言われている。特定の教会
に書かれているのではなく当時の全ての教会にあて
て書かれている。
・ペテロの手紙(第一・第二)
小アジアにおいて迫害を受けている信徒にあてて書
かれた手紙。
・ヨハネの手紙(第一・第二・第三)
「反キリスト」に対する警告や信徒間の兄弟愛などが
書かれている。
・ヨハネの黙示録 世の終末を暗示した黙示文学の1つ。著者がパトモ
ス島で見た幻が中心となっている。