今週のメッセージ
-
Message
本日の礼拝説教要旨
『居場所を提供しよう』
イザヤ書60章1-5節 ルカの福音書2章1-7節 足立宏牧師
「この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。 」ヨハネの福音書1章12節
救い主の母マリヤと養父ヨセフは、ナザレからベツレヘムに旅しました。楽しみいっぱいの旅行ではありません。時の権力者ローマ皇帝が徴税のため、また徴兵のために住民登録を命じたのですから、否応なしに人々は従わなければならなかったのです。 ガリラヤから本籍地ベツレヘムにあるユダヤの山地まで。身重の体をかかえての旅は、容易ではなかったでしょう。彼らはこの世の権力の前に、無力な民衆でした。
しかも、目的地の宿は既にふさがっていました。仕方なく家畜小屋が産室となり、生まれたばかりの御子イエス様は、飼い葉桶に寝かされることになったのです。
居場所がないとは、とても辛いことです。けれども私たちも人に受け入れられない時、御子イエスは共にいて、生きる勇気と力を与えてくださいます。
† 御子イエス様がいないクリスマスは可能でしょうか?
サンタクロース、キャロル、ホワイトクリスマスなど。楽しい雰囲気は大切です。問題は、真の神様であり、人の子としてお生まれになったイエス・キリストに対する 礼拝と賛美があるということでしょう。
今週の日々、そして来週のクリスマス礼拝に、主にささげる賛美を声高らかに響かせましょう。