今週のメッセージ
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Message
本日の礼拝説教要旨
「赦しの中で生かされる」
マタイ6:12-15 マタイ18:21-35 足立 宏 牧師
【私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました】 6章12節
この祈りは、大きな課題を一人ひとりに投げかけています。それは、人を赦していく祈りだと言うことです。この祈りは、「わたしは他の人の罪を赦しますから、神様、わたしの罪を赦してください」と祈っているのでしょうか。答は、全く違います。人を赦すから、神様わたしを赦してくださいとは、あり得ません。わたしが赦したと言う事実で、神からの赦しを要求することはできないのです。向こうは神であり、私たちは罪人、被造物です。
そもそも赦しとは何でしょうか。それは正当なさばきの権利を神様にお返しすることです。神様は、御子イエスによって、私たちへのさばきを手放してくださいました。その赦しに、日々私たちは与っているのです。では私たちは自分の赦しは求めるのですが、人の罪を赦さないままで良いのでしょうか。これが問題なのです。ゴールは、赦されたものとして、人を赦していくのです。この選択を日々やっていくのです。