今週のメッセージ
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Message
本日の礼拝説教要旨
「恵みを知り、愛に生きる」 レビ 19:18 ルカ 10:25-37 足立 宏 牧師
【キリストは、私たちのために、ご自分のいのちをお捨てになりました。それによって私たちに愛がわかったのです。ですから私たちは、兄弟のためにいのちを捨てるべきです】Ⅰヨハネ3章16節
ある人がエリコへ行く途中、強盗の手にかかって瀕死の重傷を負い、倒れていた。そこへ祭司とレビ人が通りかかったが、道の反対側を通り過ぎて行ってしまった。この二人は傷ついている人にろくろく目もくれなかったのです。
そこへサマリヤ人が来て、親切に面倒をみてあげたのです。
ここで注目すべきことは、律法学者がイエスを試し、また自己弁明のために発した問いに、イエス様がとても具体的な例を挙げて答えているという点でしょう。 いつでもそうですが、イエス様は議論に答えると言うより、むしろ人の救いだけを願って発言し、「永遠のいのち」をもたらされます。
「あなたも行って、同じようにしなさい」という結びのことばが、何よりも雄弁にこのことを物語っています。 実は御子イエス様にとって、「愛」だけが関心事です。そしてサマリヤ人に示されている、愛する実践を、私たち一人ひとりに問いかけておられるのです。
このストーリーは学べば学ぶほど、自分に返ってきます。主は私たちのために、十字架でいのちを捨ててくださいました。その愛に生きることが、いつも求められています。