今週のメッセージ
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Message
本日の礼拝説教要旨
「不信が取り扱われる恵み」 マラキ 4:5-6 ルカ 1:5-25 足立 宏 牧師
【御使いは彼に言った。「こわがることはない。ザカリヤ。あなたの願いが聞かれたのです。あなたの妻エリサベツは男の子を産みます。名をヨハネとつけなさい。」】
ルカ1章13節
祭司ザカリヤ夫妻は、誠実な信仰者でしたが、子どもに恵まれませんでした。しかし神は彼らの痛みを見過ごされません。二人のたゆまぬ祈りが主に届き、妻エリサベツは身ごもります。しかもその胎の身は救い主の先駆けとなる預言者だというのです。
その父となるザカリヤは、聖所で御使いに出会います。習慣化された祭司のお勤めであったと思われる行事の中で、主の臨在が彼に及んだのです。けれどもザカリヤは、現実だけを考えてしまいました。
何と祈りが答えられるという知らせを、不信仰で拒否してしまうのでした。そこで神は愛のレッスンゆえに、子どもが産まれるまでザカリヤのことばを奪いました。 私たちもザカリヤを笑えないかも知れません。自分の限られた理性だけで、結論を出そうとするのです。このクリスマス、私たち一人ひとりもザカリヤのように静かに主の御前に座ってみませんか。そして不信仰を取り扱って頂き、恵みによる信仰の回復を経験したいのです。